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君に読む物語

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ノーパン

僕がまだ高校生で童貞だった頃の話。
そこそこ可愛くてそれなりに人気あったおとなしめの女の子がいて、プールの
授業の後は必ず教壇の段になっている所に腰掛けて友人と休憩時間中ずっと
しゃべっていた。それだけなら別段何ともない事なんだけど、ある時ぼーっと
しつつそんな彼女の方を何気なく見ていると、時折立膝気味に座った足を
ゆっくり開いたり閉じたりしてるのに気付いた。
「お、ラッキー、パンツ見えるかも」などと思いつつも周囲に気付かれない様に
薄暗いスカートの奥にそっと目をやった。
「おお黒かよ、大人しいフリして過激だなあ」と思ったのもつかの間、黒の
パンツにしてはなんだか色が変な気がして、バレるのを恐れながらもちょっと
じっくり観察したらノーパンだった。
しかし僕の他にはその事に気付いた者はいないらしく、僕も誰かに教える気には
ならなかった。

それからというもの、いけない事とは思いながらも性欲には勝てずプールの授業が
終わるたびにドキドキしつつ彼女のそれを覗き見たが、足を開いたり閉じたりする
のはパンツをはいていない時だけらしかった。
そして僕は、それをネタに何度も何度も彼女をゆすって性交を強要するという行為を
繰り返す妄想に取り付かれたが、そんな事を現実に実行するほど愚かでもなければ
勇気もなかった。
ある日、プールの授業が終わった後の休憩時間にいつものように彼女のそれを
気付かれないように覗いていたら不運にも彼女がこっちを向いた。
そして彼女と目が合った時、僕は覗き見を楽しんでいた事を激しく後悔したが、
彼女は僕を見つめてにやっと笑い、いつもより少し大きめに足を開いてみせた。
今ならそういう女と出会ったらとりあえず誘ってやっちゃうけど、当時はそれで
女が怖くなってそんな事出来なかった。
勿体無い事をした。



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[ 2016/01/31 13:54 ] 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-)
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